複数局同時生放送ネット回線の構築

Encoder

【Instreamer Classic】

Decoder

【Exstreamer 100】

BARIX社、IP Audio Codec機器を使用しての

3局同時接続テストを実施!

【お客様インタビュー】

今回、BARIX社のIP Audio Codec機器 Instreamer Classic(エンコーダー)と
Exstreamer 100(デコーダー)を使用した3局同時接続をテストされたお客
様へのインタビュー内容をご紹介致します。

●BARIXについてのコスト面はどうですか?

導入コストが大きくなく接点回線を作るのに割と手軽にできるので今回選んだ理由の1つなんです。もし繋がって、いや失敗したなぁっていう時に、いやもっとこういうのが良いよねとかもっと接点が必要であるとかなると思うんですけど、そういうところが導入コストが大きくないということで一番最初に選ぶ理由にもなったところですね。それとあとは、筐体が小さいというのが良かった。それと筐体が金額に対して金属等で完全に守られているので物としては非常に安心感があるので選んだ時にこれ良いねという話になりました。

●音質についてはどうですか?

音質的には素直な音で、エンコードの音とデコードの音でほとんど劣化が見られないということで物としては良いという結果になりました。音の断といったことについても問題ないと見ております。
B局ではプツプツというキレるような話もあったんですが、再起動でこの現象がなくなりました。デミリットの部分で言いますと接線の部分がアンバランスだということですね。

●脆弱な回線でも安定して使える

また、回線について脆弱な回線から高級な回線まで使ってみたんですが、ほぼ安定して流れていっているというのがすごかったですね。本来、有線で使うことをメインで考えてましたので、今回100Baseレベルのトラフィックが確保できるものに対して10Baseとかを無理やり間に入れて狭窄させた状態で動作をさせてみたりしたんですが、でも落ちることなく繋がったままで安定していました。なので脆弱な回線でも安定しているという結果でしたね。ということで割と安い回線で使用できるかなと思います。

私たちは、いろんなことを考慮し高級な回線というか、太い回線を使用していますが。今回はフレッツVPNというパワーのある回線を用意しましたが、ほとんど使っていないです。

●Exstreamer500を使用しない理由

Exstreamer500は、エンコード、デコード機能を持っていますがこれが問題でして、エンコード、デコード両方の機能を持ってしまうとエンコードを止めることができなくなってしまうんです。
今回3局でやっていますので各々がエンコードしてしまうと同じIPをエンコードすることになるので、そうなるとブロードキャストの時点で各局バラバラなIPを引っ張らなければならないので、そうなると大変なので同じIPを全員が引っ張れるようにということで1個のエンコーダーしか動かさないということにしたんです。なので今回は、Instreamer ClassicとExstreamer100という機種になったわけです。

上記構成図は3局がLANで結ばれているのと同等であり、営放システムの共有化、番組放送システムの共有化、番組素材流通の伝送網としての応用も可能です!

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